過活動が止められないのは、カロリーを消費しようと思うから。それが、強迫観念になり、動いていないと不安になる。
私が過活動を止められたのは、家族にウォーキングや半身浴を禁止され、強制的に動けなくなったからです。当時は実家にいたので、常に監視されていました。
ウォーキンに行こうとすると、止められ、それを振り切って行くと、母か父が付いてきて、家に帰るように言われました。
ダンベルも取り上げられました。
低体重が進むと、過活の強迫観念があっても、身体が動かなくなりました。階段を登るのもキツくて、ゆっくりとしか、登れない。半身浴も出来なくなり、湯船にから出る時、立ちくらみがしました。そして、倒れて入院。
点滴に繋がれ、少し動けるようになると、点滴のガラガラ(?)を引きずりながら、院内を歩き回りました。点滴が逆流して、点滴の管は血で、真っ赤になっていた。医師や看護師に見つかり、怒られても、歩いていた。
食べないと、脈が遅くなります。徐脈ですね。身体がエネルギーを使わないように、省エネモードにしてしまうのです。
そう考えると、食べない時の身体で、過活動しても、カロリー消費は少ないのではないでしょうか?
そう思えるようになり、疲れたら、横になるようになりました。
ストレッチや筋トレも、無理にはしない。
始めは、休むと太るという、考えが抜けずに、不安だった。
エレベーターやエスカレーターも使わずに、歩いていたけど、辛いだけだった。
どうしても、不安なら、ウォーキングの時間を半分にしてみる。ストレッチや筋トレは、一日置きに。
安定剤を飲んで、眠る時もあった。
休むことを続けていくと、だんだん過活動は少なくなった。無理に動いてカロリーを消費するのが、面倒になってきて、楽な方を選べるようになった。
過活動がどうしても、止められない時は、仕方がないので、動いてください。
辛くて、止められる時は、思い切って、休む。
食べて、すぐに横になっても、眠っても、太らない。少し罪悪感はあるけど、食べて眠るのは、幸せです。
牛にも、豚にもならないし(笑)
過活動で動いていれば、不安は紛れるけど、不安は大きくなるだけで、消えない。
「太ることが、どうして怖いのか?」
自分に問いかけて、少しずつ、少しずつ、太る恐怖の裏にある問題と向き合う。
仕事も、勉強も、学校も、家事も、育児も、休んでみる。休んでも、太らないし、太って嫌だと思えば、また、痩せればいいだけ。
時間は戻らないので、苦しいまま生きていくのは、止めたい。
20年前の私に言ってあげたい。
「休んでいいよ。痩せても、太っても、大丈夫だよ。」
と。
この頃は、夜も昼も眠れなかった。
昨日は、食べて寝ての繰り返し。太らないし、牛にもならなかった。牛か豚になったら、真っ先にここに報告しますね。