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    Categories: ヘルスメンタル体重摂食障害

*食べても減る体重*

今朝の体重。

食べ始めてから、少しずつ体重が増えたので、このまま増えるだろうと思っていたが、今朝は一気に減っていた。

まだまだ、少ないがフリスク一粒が怖かった時に比べたら、驚くほど食べている。

おにぎり。       

セブンイレブンのちゃんぽん。    

 

ちらし寿司。  

寝る前に、豆乳。   

毎日、飴過食で10個以上、食べている。カロリーは300kcal以上。

実感として、疲れにくく、体温が上がり汗をかく。嬉しいと思う事や、腹が立つことなど、感情が豊かになり、怒りを表現するようなった。

重いものを持つことが、楽に出来る。

3週間前くらい前までは、シーツ交換が辛くて、嫌な作業だったが、今日は何も考えず、スムーズに出来た。

食べる事で、代謝が上がり、少しだけ省エネの身体が改善できているようだ。

「食べる=太る」は間違いだと確信しました!!!!

今、食べるのが怖くて、不安で食べられない人達。食べては代償行為を繰り返している人達に伝えたい。

食べても、食べ過ぎなければ、太り続けません。体重が増えても、増え続ける訳ではありません。

少し体重が増えたからと言って、食べなくなるのは、逆効果です。

食べなければ、ある程度まで体重は減りますが、必ず身体の防衛本能として、代謝を下げ始めるので、痩せるどころか、太りやすい、省エネの身体になります。

摂食障害になると、肥満恐怖により食べられなくなる。私自身がずっとそうでした。

食欲が抑えられず、食べてしまうと、嘔吐、過活動、下剤、ダイエットサプリ・・・。

食べるのが怖いのは、太る事が怖いから。怖いというより、最大の恐怖であり、悪の根源みたいに思っていた。

 

本気で、「太るくらいなら消えたい」と思っていた。脚やお腹の肉を、ナイフで切り落とそうと思っていた。

どうして、それほどまでに、考えが逸脱してしまうのか?

あくまでも、私個人の見解ですが、脳の栄養不足が大きいと思います。体重や体型、カロリーや食べ物の重さに、異常に執着してしまうのも、飢餓から来るものだと思います。

長い間、食べる事が怖かった。太る事は、負けた事だとも思えた。

少しだけ勇気を出して食べ出してみると、恐怖や不安、拘りも少しずつ減っていきます。

食べることが、怖くて怖くて、仕方がないとき、私は断固として食べませんでした。食べても、代償行為の繰り返し。

入院しても、病院食を捨てたり、吐いたり、過活動だったりと、手に負えない重症患者でした。体重測定では、水をがぶ飲みして、ポケットに重りを入れたり。先日、主治医にも、「君のような、重症患者がこうして治って行くとは⁉︎」と言われたし。

他の患者と、トラブルを起こし転院させられた事も。

食行動の異常は、目に付きやすく、理解されない部分も多いです。

生活の中で、食べることは、必須だからです。生きて行く為には、食べないと生きていけません。それでも、食べるのが怖く、食べられない場合、最後に待っているのは、餓死です。

残念ながら、摂食障害は死亡率が高い病気です。

決して怖がらせたい訳ではありません。

私が伝えたいのは、

「食べても大丈夫だよ」

ただ、それだけです。

少しでも、食べる恐怖を減らす事ができたら。

治っていない、私が偉そうに言える立場ではないのですが。何か伝わればいいな。

 

 

sachi07:

View Comments

  • sachiさん、はじめまして。
    私はもうすぐ、拒食症を発症して25年になろうとしています。ここまでくると、もう治ることはないのだろうかと思っていましたが、ここ数年少しずつ回復の兆しが見えてきました。
    特にこの夏から、食べる量を増やすなど自分なりに頑張ってきました。ただ、どうしても恐怖は無くせず、心から食事を楽しむことができないでいます。
    こんな時、同じ病気の方はどのように過ごし、回復されているのか、ネット検索している中でsachiさんのブログに出会いました。
    同じ恐怖を味わいながらも、前に進むsachiさんの姿にとても勇気づけられました。今日の日記はもちろん、過去の日記も今の私のヒントになることがいっぱいです。
    歩みは遅いけれど、人生をやり直すことを諦めず、私なりに頑張っていこうと後押ししてもらえました。ありがとうございます。
    もう一つのブログも併せて、これからも楽しみにしていますね。
    よろしくお願いいたします。

    • なーこさん
      コメントありがとうございます。摂食障害が長くなると、治す気力も、勇気もなくなってきますよね。
      数ある、ブログの中から私のブログを読んでいただき、本当に嬉しいです。
      治るとはどういうことか?食事を普通にするとは?
      私の中でも、まだまだ不安や、怖さはあります。
      それでも、前に進みたいと思えたのは、生きて行くしかない事が分かったからです。
      どうせ、生きて行くなら、少しでも苦しみや、辛さは、味わいたくないですよね。
      摂食障害では、生きて行くのが、辛すぎると思いました。
      毎日、毎食、繰り返される、食べるという行為。
      それは、避けては通れず、この先もこのままでは嫌だと思っています。
      波はあると思いますが、これからも前に進みます。
      このブログが、なーこさんの回復にお役に立てたら、ブログを書いた、意味があります。
      これからも、よろしくお願いいたします!

      • sachiさん、お返事ありがとうございます。
        sachiさんとは、年齢(私の方が少し年上?)、闘病歴の長さ、それ故の辛さ、最近になって克服に向かい始めたこと…いくつか共通点があって、勝手に親近感を覚えています。
        だから余計に、sachiさんの頑張りが励みになっています。
        本当に摂食障害を患っていると生き辛いですよね。私もつい最近まで、頭の中には「生き辛い」「不安」の二つがいっぱいでした。でも少し食べ始めただけで、これらが少なくなった気がするんです。食べるってすごいんだなぁと実感…。この感覚を大切にして、食べる怖さを克服していきたいです。
        ついつい長いコメントになってしまい、申し訳ありません。