拒食や過食嘔吐がひどく、何を食べていいか分からなくなることがあると思います。
私も何度も何度も、そうなり途方に暮れている時期がありました。
ブログや本で調べても、実際に何をどれだけ食べると、どうなるか分からないし、何を基準に食べていいのかも分からなくなりました。
ここ数年で、実際にやってみて良かったことをまとめていきます。
まず、はじめに吸収するべきものは水分だと思います。
水でも太ると思い込んで飲めないこともありましたが、水では太りません!
体重が増えても、脂肪ではなくただの水分です。
成人ですと人間の体は60%が水分です。
身体の半分以上は水分なのです。
水分が不足すると、肌がカサカサになり髪や爪ももろくなります。
頭痛や便秘にも繋がります。
カロリーが怖いなら、水でもお茶でもいいので飲んでください。
エンシュアリキッドやスポーツドリンクなどに頼るのも一つの手です。
そして、食べる基準としてカロリーを使うと良いと私は思っています。
食べたいものを、食べたいだけ食べていいと言われても、何が食べたいか分からなくなっていて、食べる量も分からない状態になっています。
食べたいものがあれば、それを食べるのがいいと思いますが、私は何が食べたいのかも分からなくなっていました。
カロリーに振り回されるのが嫌になっていましたが、基準がないと余計に不安や恐怖が勝りました。
まずは1日の摂取カロリーを1200kcalにしました。
基礎代謝を考えると、今の体重では1000kcal位ですが、動いているので1日に1200kcalでも大丈夫だと考えました。
低カロリーの野菜やヨーグルト、茶碗蒸しなどがいいと思います。
炭水化物が怖くなければ、お粥もおすすめです。
なるべく消化しやすいように野菜は火を通すといいかもしれません。
夏はセロリ、冬は白菜を煮て食べていた時期もあります。
お腹に食べ物がある感覚が嫌で、許せなかった時もありました。
これは慣れるしかありません。
お腹に食べ物があっても、太るわけではなく、消化してエネルギーになり、残りは排出されます。
少しずつ、少しずつ慣れていければいいと思います。
次にタンパク質を食べることが、身体にはいいのかもしれません。
卵やサラダチキン、チーズ、納豆などがお勧めです。
白身魚は脂肪分も少なく安心して食べられますね。
バランスも大切です。
私は何を食べていいかわからない時は、市販の大豆製品(ソイジョイ、低糖豆乳、ソイカラ)を食べていました。
体温が上がり、代謝がよくなります。
炭水化物と脂質は、まだ私も怖いので練習中です。
最近は食べたいと思う物が、出てきたので食べたい物は、勇気を出して食べるようにしています。
ケーキやアイスクリーム、パンも食べられるようになってきました。
不思議と菓子パンやスナック菓子は食べたいと思いません。
でも、食べたければ、食べていいのです!
何でも食べ過ぎなければ、どんどん太ることはないのです。
食べ過ぎがどこまでなのか分からないので、カロリーを目安にしていこうと思ったのです。
お腹が満たされると、精神的にも安定して幸福感も感じられるんですね。
食べるべき物と、食べたい物をバランス良く摂取していれば、過食衝動も減ってくると考えています。
美味しく、楽しく食べて、元気で健康に近づきたい。