3/16は、ロイヤルパークホテルに宿泊して、結婚式を挙げたレストランでディナーをしました。年に2回は、無料で特別コースをいただけるのです。3年は行けていなかったので、フリー・ステイ・ギフトと合わせて利用しました。
食が絡むイベントは好きではありませんが、久しぶりの訪問なので楽しみにしていました。
3/16 35.4kg
★朝食
・ぽたぽた焼き3枚 ・納豆 240kcal
★間食
・飴10個 ・豆乳 200kcal
★昼食 ・過食嘔吐
★夕食 素敵なレストランにて
トラブルがあり、2階の個室へ通されました。予約に間違いがあったのですが、嫌な顔もせずに席を用意してくれました。
お詫びとしてスパークリングワインをサービス。
空腹だったので、一気に酔いが回りました。お料理の説明を丁寧にしてくれますが頭が回らず、全然入ってこない。
分かる範囲で、書いていきます。
タコと白いんげんのアミューズ。3種類の自家製パンとオリーブオイル。
タコが柔らかくて美味しい。スパークリングワインに合う。
前菜の盛り合わせ。
左の手前はサーモンのムースだったかな?真ん中はローストポークのバジルソース。右の手前は野菜のコンソメジュレ。ドライトマトが乗っています。さっぱりしていて美味しくいただきました。
おしゃべりが止まりません。ゆっくり味わって食べます。楽しい!
夫が白ワインを頼んだので、私も。青りんごの香りがする、飲みやすいワイン。すっかり酔っています。
続いて暖かい前菜のフォアグラ。
なんて幸せなんだろう。美味しいの一言。
家では200%出てきませんからね。
イタリアンなのでパスタ。カラスミと京都の九条ネギのリングイーネ。
カラスミはこういう風に使うのですね。上品な味です。
真鯛のポワレ。バルサミコソースとクリームソースで。
バルサミコの酸味とクリームの甘さが絶妙。真鯛も普段は買わないし、贅沢です。
メインの和牛のステーキ。黒トリュフソース。
お肉は程よく弾力があり、柔らかい。トリュフソース最高!香りが違う。ワインで酔っていても、美味しさは分かります。
仕事もしていないのに、こんな贅沢は申し訳ないです。
デザートは苺のミルフィーユとジェラート。何のジェラートかは忘れました。
苺は大好き。特にミルフィーユは好きですね。ブルーベリーも新鮮。最後に紅茶をいただきました。
夫といろいろな話をして、2時間半ほど食事をしていました。
ゆっくり味わい、楽しい会話をして、幸せを感じる。
美味しいが幸せになる。
摂食障害になってから、食べる=太る、悪。と思ってきた。
食べられるようになっても、美味しいや食べたいより、カロリーや栄養素、お腹を膨れさせることばかり考えていた。なるべく低カロリーで量があるもの。
過食嘔吐にしても、半額シールを求めてばかり。
今日のディナーで感じたこと。
食べるとは栄養補給だけではない。一人でも誰かとでも、美味しいと感じ、幸せになって心も満たすこと。
拒食や過食、過食嘔吐は幸せじゃない。
食べることを拒否する、痩せるために低カロリーばかり、苦しくなるまで詰め込む、太りたくないから吐く。こんなことしていたら、幸せにはなれないと思う。幸せの定義もないし、人によって違うけど、私の幸せは摂食障害の人生ではない。
幸せを放棄して、苦しくても、辛くても、あらゆる犠牲を払ってでも、痩せを維持する。もっともっと痩せたいと思う。痩せて小さくなって、軽くなって、消えてしまいたくなる。血液も髪の毛も骨もいらない。とにかく軽くなりたいと思う心。太るなら死んだ方がマシ。体重や体型が自分の全てになる。
これは病気だ。
食べるとは、身体と心の両方を満たしてくれる。
自分も、一緒に食べる人も、料理を作ってくれた人も幸せにする。
パンをおかわりして、胃が痛くなり少し戻しましたが、ほぼ吸収。
毎食は無理でも、1日に一度でも、一週間に一度でも、美味しく幸せに食べられるようになりたい。
太るのは怖いし嫌だけど、痩せていると幸せは関係ない気がしてきた。
あと一歩。少しの勇気と行動。
変わっていけるかな。