食べることは生きること


摂食障害になり、約20年。

人生の半分以上を摂食障害と生きてきました。

様々なことがあり、辛く苦しい思いもたくさんしてきました。

仕事を辞め、自由な時間ができ、ようやく自分と病気と向き合い、これからは自分を大切にして生きていこうと思えるようになりました。

何度か死のうと思いましたが、やはり怖くて死ねません。

自分を傷つけることで、一時的に楽になりましたが、それも一瞬だけで、辛さは増すだけでした。

自分を大切にして生きていくと決めたから、頑張って食べて、体重を増やしていきます。

すごく怖いし、上手くいかない時もあると思いますが、諦めずに少しずつ前進していきたいです。

EAT OR DIE。

食べることは生きること。

当たり前ですが、身体は食べた物でできています。

肌、髪、爪、脳も栄養不足だと機能異常をきたし、心と身体に悪影響がでます。

そう考えると、心も食べた物で出来でいるんですね。

なんか不思議です。

そして、食べることは自分にしかできないのです。

「ちょっと忙しいから、代わりに食べておいて」は無理です。

過食と過食嘔吐は減らしていきたい。

過食は食べているけど、食べると言うより詰め込む感じがするのです。

よく、過食のスイッチが入ると言いますが、まさにその感覚です。

スイッチが入ると、味も分からなくなるし、食べたくない物まで食べてしまいます。

そして、お腹が痛くなったり、気持ち悪くなります。

時々、野菜やコンニャクを過食してしまいますが、美味しくないし、苦しい方が大きいです。

過食嘔吐に関しては、最後は全部、吐いてしまうので、食べることにはなりません。

嘔吐は食べ物以外に、水分やミネラルも排出してしまい、最悪は不整脈になり死因にもなります。

食べ物が気管に入り込み、窒息死する可能性もあります。

それでも、止められないのが摂食障害なのです。

普通に食べることが、こんなに難しくなってしまう。

誤解されがちですが、拒食症は「食べたいのに、太るのが怖くて食べられない」病気ですし、過食症は「痩せたいのに、食べるのが止まらない」病気だと思っています。

泣きながら過食することもあります。普通は食べない、バターやマーガリンをそのまま食べてしまったり・・・。

過食にならずに、美味しく楽しく、味わって食べられるようになることが、今の目標です。

許可食を増やしていき、罪悪感なく食べられるようになりたいな。

現在の許可食。

*お米(おにぎり一つ)  *蕎麦  *うどん *パスタ

*野菜(いも類は除く)  *飴  *卵  *ローストビーフ   

*サラダチキン  *お刺身  *豆腐  *豆乳  *海藻類

*納豆  *ヨーグルト  *ぽたぽた焼き  *チーズ           

 

書きながら、少ない!!!

と思ってしまいました。

パンはどうしても、怖いです。

後は油物。

天婦羅とか唐揚げを、罪悪感なく食べられる日は来るのかな?

クリスマスや誕生日に、笑ってケーキを食べられることが、どんなに幸せなことか。

普通のことができないのは、やはり辛いです。

許可食を徐々に増やしていき、「許可食」自体をなくしたい。

きっと、食べちゃダメな物はないはず。

回復して、楽に生きられるようになりたいので、少しずつではありますが、食べていきたいと思います。

 

 

 

 

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