摂食障害関連用語
摂食障害の関連用語を簡単に、まとめてみました。摂食障害の本には専門用語もありますので、参考にしてください。
★BMI・・・体重(Kg)÷( 身長(m)×身長(m) )
★低体重・・・BMIが18以下になること
★心療内科・・・主に心身症からくる身体症状を扱う。症状を身体面だけではなく、心理・社会的側面をとらえた全人的な視点で治療を行うことを目的としている。
★個人精神療法・・・面談を重ねて自分の心を解放し、病気の底にある心の問題を解決していく。「心の問題を体重の問題にすり替えない」と考えるようにする。
★行動療法・・・少しずつ目標を達成させて、段階的に食行動を修正し、体重を回復させていく。
★認知行動療法・・・体型や体重に関する過剰な関心、歪んだ信念・価値観を修正するために、患者と医師が回復に向かって共同戦線をはる治療法。
★家族療法・・・家族間の問題が、摂食障害を長引かせる要因の一つになっている場合、家族関係を修復する。
★代償行為(非排出型)・・・節食や過剰な運動。
★代償行為(排出型)・・・自己誘発性嘔吐や下剤乱用等。
★IVH・・・鎖骨下の太い静脈から点滴をする中心静脈栄養。
★ボディ・イメージの障害・・・やせ型であるのも関わらず、自分は太っていると考える。お腹や太ももなどの一部だけを見て、太っていると判断する。
★強迫症状・・・食べ物やカロリー、体重などが頭から離れなくなる。減量のための運動がやめられなくなる。
★不安症状・・・体重増加への不安、症状への不安などがしだいに大きくなる。動悸や息切れ、過呼吸を起こすこともある。
★抑うつ症状・・・気持ちが落ち込んで何もしたくなくなる。不眠や食欲低下に繋がる。
★失感情症・・・喜びや怒りをうまく表現できず、言いたいことを我慢して自分の殻に閉じこもる。
★SSRI・・・選択的セロトニン再取り込み阻害薬。
★SNRI・・・セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬。
★エンシュアリキッド・・・食事がとれない時に用いる総合栄養剤。